偽性麻痺のない濱田X線分類grade 4Bの腱板断裂性関節症(CTA)に<BR>CTA型人工骨頭置換術を行った2例

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腱板断裂性関節症(CTA)のうち濱田X線分類grade 4B(H4B)は肩峰下面臼蓋化と肩甲上腕関節症を伴う変形で,関節安定性は高く可動域制限が少ない場合が多い.今回我々が経験したH4B 2例は右肩関節痛を主訴とし,可動域は比較的保たれた腱板縫合不能症例であった.これらはリバース型人工肩関節の絶対的適応ではないため,CTA型人工骨頭置換術を施行した結果,除痛と可動域が得られ,短期ではあるが良好な成績であった.

Journal

  • Katakansetsu

    Katakansetsu 41 (2), 594-597, 2017

    Japan Shoulder Society

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