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- セキザイ ノ ダイヤモンド トリュウ カコウ
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Abstract
人類の歴史の中で石材はその時代の文明を象徴する建築物に用いられた材料であった.エジプトのピラミッド,日本の古墳,ギリシャ,ローマの神殿,ヨーロッパの教会,日本の城など人類の遺跡として残っているものに石材が非常に多く使用されている.しかしならが,コンクリートが発達するにつれ石材は建築構造物の地位をうばわれ,現在では石材が使用される用途としてはビルディングの外装,内装の張石,石柱,マントルピースなどの建材,墓石や記念碑,灯籠や花瓶の工芸品,また機械工作用定盤,製紙用ローラ等である.<BR>これらに使用される石材は,日本国内でも産出されるが,他の鉱物資源と同様,世界各国から年間約50万tも輸入されている.<BR>一方,石材の加工においては,ダイヤモンド砥石が石材加工に使用されるにいたり,加工技術は急速な進歩をとげた.ダイヤモンド砥石は超硬合金,セラミックス,フェライト,ガラス等広く使用されているが,近年,石材加工の分野においても欠くことのできない工具となった.
Journal
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- Journal of the Japan Society of Precision Engineering
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Journal of the Japan Society of Precision Engineering 41 (486), 686-689, 1975
The Japan Society for Precision Engineering
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204764401024
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- NII Article ID
- 130003961027
- 110001289871
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- NII Book ID
- AN00130014
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- NDL BIB ID
- 1611037
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- ISSN
- 03743543
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed