1分子イメージングでタンパク質の機能を探る

  • 船津 高志
    東京大学大学院薬学系研究科生体分析化学教室

書誌事項

タイトル別名
  • Functional Analysis of Protein Molecules Using Single Molecule Imaging Techniuqes

抄録

光学顕微鏡技術は、生命科学研究に不可欠な技術である.特に,蛍光顕微鏡法は特定の物質のみを光らせて見るので,細胞のように様々な生体分子が高密度で存在していても,特定の生体分子の挙動を選択的にイメージングすることが可能である.全反射によるエバネッセント場顕微鏡などに代表される新しい顕微鏡技術と,機能性蛍光試薬の開発や緑色蛍光タンパク質,量子ドットなどに代表される蛍光標識技術の進歩が,1分子イメージングの広範な応用を可能にした.さらに,タンパク質のダイナミクスを1分子解析することにより,その巧妙な機構が明らかにされつつある.

収録刊行物

参考文献 (17)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204766816896
  • NII論文ID
    130004491968
  • DOI
    10.2530/jslsm.26.327
  • ISSN
    18811639
    02886200
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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