高出力レーザーによる生体材料(純チタン)のレーザー積層造形

  • 中本 貴之
    地方独立行政法人 大阪府立産業技術総合研究所
  • 白川 信彦
    地方独立行政法人 大阪府立産業技術総合研究所
  • 四宮 徳章
    地方独立行政法人 大阪府立産業技術総合研究所
  • 乾 晴行
    京都大学大学院 工学研究科 材料工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Selective Laser Melting of Biomaterial (Pure Titanium) with High-Power Laser

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説明

金属粉末レーザー積層造形法は,薄く敷き詰めた金属粉末にレーザーを照射して溶融・焼結し順次積層していくことで,CAD モデルから複雑な3 次元形状を迅速に造形できるラピッドプロトタイピング法(RP)の一種である.工業分野では,金型や機械部品の試作・開発や小ロット部品の迅速な製造に活用されている.医療分野においても,本技術はテーラーメイドの各種インプラントを作製できる技術として注目されている.本稿では,金属粉末積層造形法の原理と特徴,生体材料の積層造形に関する技術動向,ならびに生体材料の一つである純チタンを用いた積層造形に関する著者らの研究成果の一部について紹介する.

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参考文献 (34)*注記

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