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- 草野 研吾
- 国立循環器病研究センター心臓血管内科
書誌事項
- タイトル別名
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- Antiarrhythmic Drug Therapy for Atrial Fibrillation in Patients with Left Ventricular Dysfunction
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説明
心機能低下に伴う心不全例では,心房細動(AF)は最も合併しやすい不整脈として知られている.こうした症例に対する不整脈治療は,以前はジギタリスを使用した心拍数調節(レートコントロール)が主流であったが,近年の薬物・非薬物治療の進歩によって,AFそのものに対する積極的な治療(リズムコントロール)が可能となってきており,除細動を行って洞調律に戻しそれを維持するリズムコントロール治療と,AFのままで心拍数調節を行うレートコントロール治療と,どちらが臨床的に有益なのかが現在重要な課題のひとつとなっている.ここでは大規模試験の結果を紹介し,心機能低下を合併したAFに対する治療ストラテジーを考察する.
収録刊行物
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- 心電図
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心電図 33 (5), 449-457, 2014
一般社団法人 日本不整脈心電学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204771786624
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- NII論文ID
- 130005090801
- 130002130413
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- ISSN
- 18842437
- 18832148
- 02851660
- 18804276
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可