ELISA法によるCTP検査で診断された外リンパ瘻確実例

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  • Definitive perilymph fistula diagnosed by CTP detection test

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2012年に改訂された外リンパ瘻 (PLF) 診断基準では、確実例の診断にcochlin-tomoprotein (CTP) の検出が含まれるようになった。今回、2011年12月~2013年1月にPLFを疑われ、ELISA法によるCTP検査を行った6例を検討した。主訴はめまい2例、難聴4例であり、難聴を主訴とした3例に耳鳴を随伴した。CTP検査時期は発症後11日~1年であり、めまい1例、難聴3例の計4例が陽性であった。めまい例は強い鼻かみの癖を認めたが、誘因であったかは不明であり、特発性の可能性も考えられた。難聴3例には内因性、外因性の誘因、外傷を認めた。陽性例は全て手術が施行されていたが、明らかな瘻孔を確認できたのは1例のみであった。診断と治療に難渋しためまい単独例において、CTP検査によるPLFの確定診断は極めて有用であった。今後はCTP検査により、PLFにおける疾患概念の確立が期待される。

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