OC‐曲線による粒状農産物アフラトキシン検査のためのサンプリング法評価から見た理想と現実
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- 山本 勝彦
- 名古屋学芸大学短期大学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Aiming at the improvement of the gap between the ideal and the reality of the sampling size based on the evaluation of the aflatoxin inspection method of grainy farm products by OC-curve
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説明
わが国の粒状農産物のアフラトキシン検査の際のサンプル量は基本的に1 kg と決められている.しかし,アフラトキシン汚染は粒ごとに極端に異なっているので,ロット全体の汚染濃度を測定するにはサンプリング誤差によって分析真度がよくない.国際的な貿易において,諸外国からサンプリングの改善が要求されている. Whitaker 及びJohansson のサンプリング法の研究を参考にして,粒状農産物,すなわちトウモロコシ,落花生,ツリーナッツなどのサンプリング量を改善するための研究を行った.そして,これらの粒状農産物のサンプル量は,10,000 粒以上(トウモロコシでは3.2 kg 以上)とする必要のあることを提案した.
収録刊行物
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- マイコトキシン
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マイコトキシン 59 (2), 95-102, 2009
日本マイコトキシン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204786080000
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- NII論文ID
- 10025541349
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- NII書誌ID
- AN00334513
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD1MXhtFCgu7%2FL
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- ISSN
- 18810128
- 02851466
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可