海産自然毒中毒の最近の傾向
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- 安元 健
- Japan Food Research Laboratories
書誌事項
- タイトル別名
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- Recent trends of food poisoning caused by marine natural toxins
- プロシーディング 海産自然毒中毒の最近の傾向
- プロシーディング カイサン シゼン ドク チュウドク ノ サイキン ノ ケイコウ
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抄録
我が国ではほとんどの魚介毒の検出・定量にマウス毒性試験が用いられる.欧米では,動物愛護に加えて高特異性,高感度,高精度,迅速化を目指した代替法が追求され,実用性の検証が進められている.すでに EU は貝毒の検査を LC-MS と HPLC で実施することを決定した.シガテラ魚類中毒では我々が提案する LC-MS 法機器分析に加えて,レセプター結合試験や ELISA 等の開発が進んでいる.古くから知られていながら未解明な中毒として,横紋筋融解症を紹介する.発生地域はヨーロッパ,北米,南米,アジアにまたがり,原因生物も海水魚,淡水魚,ザリガニと多様である.我が国ではアオブダイ中毒が代表例である.
収録刊行物
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- マイコトキシン
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マイコトキシン 63 (1), 73-84, 2013
日本マイコトキシン学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204788364160
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- NII論文ID
- 10031161948
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- NII書誌ID
- AN00334513
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BC3sXhtVGru77F
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- ISSN
- 18810128
- 02851466
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- NDL書誌ID
- 027191644
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可