書誌事項
- タイトル別名
-
- Content Analysis of the Conventional Nursing Care Plan for Brain Damage Patients with Functional Incontinence of Urine
- ノウ ソンショウ カンジャ ノ キノウセイ ニョウ シッキン ニ タイスル ジュウライ ノ カンゴ ケイカク ノ ナイヨウ ブンセキ
この論文をさがす
説明
本研究の目的は,機能性尿失禁リハビリテーションプログラム開発の基礎的資料を得るために,従来の看護計画の構造とその問題点を明らかにすることである.対象は,脳損傷後に機能性尿失禁をきたしリハビリテーション実施中の患者146名に実施された延べ783件の看護計画である.Mayringに従って説明的内容分析,要約的内容分析,構造化内容分析を行った.また,実施困難だった看護計画の問題を抽出し,原因別に分類した.<br>その結果,従来の看護計画は,「脳損傷後の自主的な排尿行動が行えるための精神的,身体的環境の調整介入」,「脳損傷後の新しい排尿動作スキル獲得のための介入」,「脳損傷後の特異的な障害から起こる排尿の問題に対する代替的な介入」の3領域からなり,それぞれ4,1,4の計9カテゴリーによって構成されていた.一方,看護計画を困難にする問題点は5カテゴリーに分類された.以上の結果を取り入れることにより,看護計画をより効果的にできる可能性が示唆された.
収録刊行物
-
- 日本看護科学会誌
-
日本看護科学会誌 26 (3), 49-57, 2006
公益社団法人 日本看護科学学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204790118272
-
- NII論文ID
- 130004565176
- 10026506546
-
- NII書誌ID
- AN00010260
-
- ISSN
- 21858888
- 02875330
-
- NDL書誌ID
- 8521695
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可