新しい肝予備能評価・albumin-bilirubin(ALBI)-gradeを用いた肝癌ラジオ波治療における予後予測~JISスコア変法・ALBI-Tスコアの有用性~

書誌事項

タイトル別名
  • Prognostic Scoring System for radiofrequency ablation: Usefulness of Albumin-bilirubin (ALBI)-grade
  • アタラシイ カン ヨビノウ ヒョウカ ・ albumin-bilirubin (ALBI)-grade オ モチイタ カンガン ラジオハ チリョウ ニ オケル ヨゴ ヨソク : JIS スコア ヘンポウ ・ ALBI-Tスコア ノ ユウヨウセイ

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説明

<p>ラジオ波治療(RFA)を行う肝癌(HCC)の予後予測においてALBI-gradeが肝予備能評価に有用かChild-Pugh(CP)分類と比較する目的で,TNM分類とそれぞれCP分類とALBI-gradeを組み合わせたJISスコアとJIS変法(ALBI-Tスコア)を用いて比較検討した.対象はRFAを施行した初発HCC1720例(中央値70歳,男:女=1182:538).中央生存期間はALBI-Tと対応するJISスコアよりも良好で(0/1/2/3/4/5=141.2/75.8/54.8/39.1/18.8/-vs.109.5/66.9/50.2/36.2/16.1/-月),AICはALBI-TがJISスコアより良好であった(2001.6 vs. 2018.5).ALBI-gradeはCP分類よりもRFA症例の予後予測における肝予備能評価に有効である可能性が示唆された.</p>

収録刊行物

  • 肝臓

    肝臓 57 (7), 312-319, 2016

    一般社団法人 日本肝臓学会

被引用文献 (3)*注記

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参考文献 (14)*注記

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