書誌事項
- タイトル別名
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- PREVENTION OF WATER LEAKAGE IN CONCRETE BY CRACK-INDUCING JOINT APPLIED SUPERABSORBENT POLYMER
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説明
塩ビパイプを利用する誘発目地工法により発生したひび割れからの漏水を抑える機能を持たせるために、塩ビパイプに止水ゴムを取り付ける方法がある。本研究では、塩ビパイプにあらかじめ吸水ポリマーをコーティングすることにより、止水機能を自動的に発揮させる手法を新たに考案し、その効果を確認した。ひび割れ誘発目地を挿入した試験体による室内試験および実大寸法の壁試験体において、漏水防止効果の検証試験を行った。その結果、ノニオン型吸水ポリマーをコーティングした塩ビパイプで良好な漏水防止効果が得られた。更に、塩ビパイプ周りでカルシウム化合物等のセメント由来鉱物の析出が確認され、長期的な漏水防止効果が期待される。
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 66 (1), 592-599, 2012
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204828446080
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- NII論文ID
- 130004574753
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可