書誌事項
- タイトル別名
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- A CONSIDERATION ON IMPROVEMENT IN DURABILITY ASPECTS OF CONCRETE POLES
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説明
重要な社会インフラの一つとして位置づけられるコンクリートポール電柱は、遠心成形により製造され、中空円筒状のプレストレストコンクリートである。近年、この電柱のなかでも高強度を必要とする耐張型の電柱において、施設後10年程度の早期で特徴的な縦ひび割れが確認された。そこで本研究では、コンクリート診断の知見をベースとした骨材の岩石学的アプローチにより、この劣化原因がアルカリシリカ反応(ASR)であることを特定するとともに、その対策として、現在のコンクリートポール配合に分級フライアッシュ15%を混和することがコンクリートポールの耐久性向上に有効であることを確認した。
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 69 (1), 550-557, 2015
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204828972160
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- NII論文ID
- 130005140655
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可