コンクリートポール電柱の耐久性向上に関する一考察

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  • A CONSIDERATION ON IMPROVEMENT IN DURABILITY ASPECTS OF CONCRETE POLES

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重要な社会インフラの一つとして位置づけられるコンクリートポール電柱は、遠心成形により製造され、中空円筒状のプレストレストコンクリートである。近年、この電柱のなかでも高強度を必要とする耐張型の電柱において、施設後10年程度の早期で特徴的な縦ひび割れが確認された。そこで本研究では、コンクリート診断の知見をベースとした骨材の岩石学的アプローチにより、この劣化原因がアルカリシリカ反応(ASR)であることを特定するとともに、その対策として、現在のコンクリートポール配合に分級フライアッシュ15%を混和することがコンクリートポールの耐久性向上に有効であることを確認した。

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