熱養生履歴が超高強度コンクリート中のセメントおよびシリカフュームの水和反応および水和物のケイ酸構造へ与える影響

書誌事項

タイトル別名
  • EFFECT OF HEAT CURING HISTORY ON SILICATE STRUCTURES AND HYDRATION OF CEMENT AND SILICA FUME IN ULTRA HIGH STRENGTH CONCRETE

抄録

超高強度プレキャストコンクリートの製造を模擬した熱養生履歴がセメントペースト(CP)、シリカフュームペースト(SFP)の水和反応およびケイ酸構造へ与える影響について粉末X線回折/リートベルト法による水和反応解析、SFの反応率、トリメチルシリル誘導体化法によるC-S-Hのケイ酸鎖の重合の観点から考察した。熱養生履歴の水和反応への影響は、熱養生パターンに関わらずセメント、シリカフュームの反応が促進した。ケイ酸構造への影響は、CPでは最高温度90℃でC-S-Hの三量体以上のケイ酸構造が増加し、SFPでは熱養生パターンに関わらず90mass%以上が二量体以上の多量体で構成されていることを確認した。

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被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204829330176
  • NII論文ID
    130005129397
  • DOI
    10.14250/cement.68.480
  • ISSN
    21873313
    09163182
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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