アミノ酸の添加がコンクリートの自己治癒性能に与える影響

  • 上田 隆雄
    徳島大学 大学院理工学研究部(〒770-8506徳島県徳島市南常三島町2-1)
  • 河野 惇平
    大東建託株式会社(〒108-8211東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー24階)
  • 飯干 富広
    日建工学株式会社 技術部(〒160-0023東京都新宿区西新宿6-10-1 日土地西新宿ビル17F)
  • 江里口 玲
    太平洋セメント株式会社 中央研究所第2研究部(〒285-8655千葉県佐倉市大作2-4-2)

書誌事項

タイトル別名
  • INFLUENCE OF DOSAGE OF AMINO ACID ON SELF-HEALING PERFORMANCE OF CONCRETE

説明

<p>アミノ酸の一種であるアルギニンを混入したコンクリートは、海洋環境においてコンクリート表面への藻類の付着が促進され、魚類等の生物生息環境が改善できることや、高い塩基性によりコンクリート中の鉄筋腐食環境を改善することが報告されている。本研究ではフライアッシュコンクリートや高炉セメントを用いたコンクリートにアルギニンを添加した場合の自己治癒性能について実験的に検討を実施した。この結果、特にフライアッシュコンクリートでは、圧縮載荷によって発生した損傷の自己治癒性能が、アルギニンを添加することによって向上する傾向を示した。</p>

収録刊行物

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (2)*注記

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