Sarcoma 180に対するanthramycin誘導体と諸種制癌剤との併用効果

書誌事項

タイトル別名
  • COMBINED EFFECTS OF AN ANTHRAMYCIN DERIVATIVE AND OTHER ANTITUMOR AGENTS ON SARCOMA 180

この論文をさがす

説明

放線菌抗生物質anthramycinの1誘導体であるspadicomycin (SPAM) を用いて, マウスのsarcoma 180による皮下移植腫瘍に対する他剤との併用効果について調べた.使用薬剤はアルキル化剤2種, 代謝拮抗剤7種, 抗生物質8種, ステロイドホルモン2種, アルカロイド2種, 酵素剤1種, 免疫強化剤3種の合計25種である.その結果cyclophosphamide, methotrexate, bleomycin, krestin及びschizophyllanが併用効果を示した.またcarboquone, azathioprine, 6-mercaptopurine, peplomycin. L-asparaginase及びpicibani1はある程度の増強傾向を示したが, その他のものには併用効果も増強傾向も認められなかった.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ