書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF PSEUDOMYXOMA PERITONEI DERIVED FROM THE SIGMOID COLON
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抄録
症例は79歳,男性.主訴は腹部膨満.2007年6月下旬より腹部膨満出現し近医受診.腹部超音波検査で多量の腹水,腫瘍マーカーの上昇(CEA 50.2ng/ml)を指摘され,当院紹介受診となった.大腸内視鏡検査ではS状結腸に1型腫瘍を認め,生検でclass4:well diff. adenocarcinoma,highly suspectedを得た.粘液を含む多量の腹水の存在から腹膜偽粘液腫を疑い,同年9月手術施行した.腹腔内には粘液結節が充満しており,腹膜偽粘液腫の所見であった.虫垂周囲にも粘液が多量に付着していたため虫垂切除を行ったが,粘膜面に異常を認めなかった.可及的に粘液結節を摘出し,S状結腸切除術を行った.病理組織検査でS状結腸腫瘍に粘液の豊富な分化のよいadenocarcinoaを認め,深達度はSEで腹膜偽粘液腫の原発巣と思われた.術後LV/UFT療法を行っており,現在も良好なPSを保っている.腹膜偽粘液腫の原発巣は虫垂や卵巣が多く,S状結腸は稀であるため報告した.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 71 (2), 551-555, 2010
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204848902528
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- NII論文ID
- 10026341324
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可