書誌事項
- タイトル別名
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- Feasibility of the standardized clinical pathway for gastrectomy conducted from multi-centric study
- タシセツ デ リヨウ カノウ ナ イ セツジョ クリニカルパス ノ サクセイ ト アンゼンセイ ノ ケンショウ
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説明
多施設で安全に使用可能な胃がん手術クリニカルパスがあれば,胃がん外科治療の均てん化に大きく寄与する.本研究ではこのようなパスの作成とその安全性の検証を行った.まず幽門側胃切除用(経口摂取開始:術後3日目,退院日:術後8-14日目,以下幽切パス)と胃全摘用(同4日目,同9-16日目,以下全摘パス)のクリニカルパスを作成した.次に幽切パスを415例,全摘パスを163例に適用しバリアンス,術後入院期間,術後合併症について検討を行った.術後入院期間の中央値は幽切パス12日,全摘パス14日で,退院バリアンスは幽切パス14.5%,全摘パス25.8%に認めた.Clavien-Dindo分類でGrade III以上の重症合併症は幽切パス3.9%と全摘パス6.7%であった.これらの合併症発生率は過去の報告と比較して同程度であり,今回作成したクリニカルパスは多施設で安全に利用することができると思われた.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 74 (2), 331-338, 2013
日本臨床外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204852968064
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- NII論文ID
- 10031165564
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 030742403
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可