術前化学療法後に乳房温存術を施行した乳腺原発小細胞癌の1例

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タイトル別名
  • A case of breast small cell carcinoma treated with a breast-conserving surgery after neoadjuvant chemotherapy
  • 症例 術前化学療法後に乳房温存術を施行した乳腺原発小細胞癌の1例
  • ショウレイ ジュツゼン カガク リョウホウ ゴ ニ チブサ オンゾンジュツ オ シコウ シタ ニュウセン ゲンパツ ショウサイボウガン ノ 1レイ

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説明

症例は48歳，女性．左乳房の腫瘤を自覚し当科受診した．マンモグラフィでは円形，辺縁微細鋸歯状の陰影を認め乳癌が疑われた．針生検にて乳癌と診断された．小型のhyperchromaticな腫瘍細胞がシート状に配列し，synaptophysin，chromogranin Aが陽性であることより組織型は小細胞癌が疑われた．術前化学療法として肺癌に準じてCBDCA（carboplatin）+VP16（etoposide）を4コース施行した．化学療法後の評価では腫瘍縮小効果を認め（Partial Response），引き続き乳房温存術を施行した．乳腺原発の小細胞癌は文献上まれであるが，若干の文献的考察を加え報告する．

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参考文献 (27)*注記

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