腰椎圧迫骨折と小腸穿孔を併発したシートベルト症候群の1例

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タイトル別名
  • A Case of Small Bowel Perforation with Lumbar Spine Compression Fracture in a Seat Belt Wearer
  • 症例 腰椎圧迫骨折と小腸穿孔を併発したシートベルト症候群の1例
  • ショウレイ ヨウツイ アッパク コッセツ ト ショウチョウ センコウ オ ヘイハツ シタ シートベルト ショウコウグン ノ 1レイ

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抄録

シートベルト症候群は,交通事故の際にシートベルトによって腹部が強く圧迫されることにより発症し,腰椎骨折と小腸損傷などの腹腔内臓器損傷が同時に引き起こされることがある.外傷性小腸穿孔は診断が難しく開腹を決定するのに時間が掛かることがあるが,腰椎骨折を合併している場合は高率に腹腔内臓器損傷が合併することが知られている.そのため,腹部所見や画像検査所見で開腹が必要な所見が得られなくても,腰椎骨折を認めた場合は積極的に腹腔内臓器損傷を疑い,開腹のタイミングを逃さないことが重要である.

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参考文献 (15)*注記

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