書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case of Sciatic Hernia Repair by a Laparoscopic Approach
- 症例 腹腔鏡下に修復した坐骨ヘルニアの1例
- ショウレイ フククウキョウ カ ニ シュウフク シタ ザコツ ヘルニア ノ 1レイ
この論文をさがす
説明
症例は77歳,女性.1カ月前からの下腹部違和感を主訴に近医を受診.整腸剤の処方受けるも改善なく当院を受診.腹部CTにて骨盤内において右坐骨孔より脱出する小腸を認め,大坐骨孔ヘルニアと診断.腸閉塞の合併はなく,血液検査でも異常所見は認めなかったが,その後も症状が持続するため待機的に手術の方針となった.手術は腹腔鏡下に施行し,上殿動脈に沿ってヘルニア門を認め大坐骨孔(梨状筋上孔)ヘルニアと術中診断.ヘルニア門にmesh plug,後腹膜腔にonlay patchを留置して腹腔鏡下に修復した.坐骨ヘルニアは極めて稀なヘルニアであり,腹腔鏡下に修復したという報告も少ないため,若干の文献的考察を加えて報告する.
収録刊行物
-
- 日本臨床外科学会雑誌
-
日本臨床外科学会雑誌 78 (4), 869-873, 2017
日本臨床外科学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204854842880
-
- NII論文ID
- 130006189728
-
- NII書誌ID
- AA11189709
-
- ISSN
- 18825133
- 13452843
-
- NDL書誌ID
- 028198062
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可