書誌事項
- タイトル別名
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- Significance of Circulating Galectin-3 in Patients with Hepato-biliary and Pancreatic Cancer
- カンタンスイガン ニ オケル ケッチュウ galectin-3 ノ イギ
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説明
背景と目的:諸種の癌で血中galectin-3 (以下,gal-3)濃度上昇が報告されている.本研究では肝胆膵癌患者における意義を検討する.対象と方法:血液中gal-3,interleukin(以下,IL)-6,vascular endothelial growth factor(以下,VEGF),soluble intercellular adhesion molecule(以下,ICAM)-1,granulocyte colony stimulating factor(以下,GCSF)を測定し,サイトカイン産生能,炎症指標と比較した.結果: gal-3濃度は癌患者で有意に上昇しており,VEGF,sICAM-1,GCSFおよび炎症指標と正の相関を認め,IL-12産生能と負の相関を認めた(P < 0.05).結論:血中gal-3は血管新生因子,炎症を介して癌進展に関与している可能性がある.
収録刊行物
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- 日本臨床外科学会雑誌
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日本臨床外科学会雑誌 78 (4), 633-637, 2017
日本臨床外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204854978688
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- NII論文ID
- 130006189748
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- NII書誌ID
- AA11189709
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- ISSN
- 18825133
- 13452843
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- NDL書誌ID
- 028196174
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可