書誌事項
- タイトル別名
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- Kampo Therapy as a Psychosomatic Therapy
- シンシン イガク リョウホウ ト シテ ノ カンポウ チリョウ
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抄録
<p>近年, 心身症およびストレス関連疾患に対する漢方薬を用いた症例報告やエビデンスレポートが増えており, 漢方治療への心療内科医の関心は高まりつつある. しかし臨床上, 漢方薬はいまだエビデンスに基づく使用や代替補完的薬物治療の枠を出ておらず, 心身医学療法としての漢方治療について論じられた機会はきわめて少ない. 筆者は, 心身医学的に漢方治療を運用していく場合, 以下のようなメリットがあるものと考えている. ①四診を通した治療関係の強化・円滑化, ②生体反応修飾剤 (biological response modifier : BRM) としての効用, ③言語的・心理的アプローチが困難な症例にも身体面からのアプローチが可能, ④向精神薬の減量サポートに有用, ⑤従来の心身医学的アプローチとの併用による治療効果の相乗作用. 本稿では, 症例提示とともにこれら5つのメリットに触れながら, 心身医学療法としての漢方治療について概説してみたい.</p>
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 56 (11), 1115-1121, 2016
一般社団法人 日本心身医学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204880470656
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- NII論文ID
- 130005276982
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 027676079
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可