SEQの日本語版因子分析による妥当性の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Translated Varsion of Factor Analysis of Sleep Evaluation Questionnaire(SEQ)
  • SEQ ノ ニホンゴバン インシ ブンセキ ニヨル ダトウセイ ノ ケントウ

この論文をさがす

抄録

Parrot and Hindmrchにより開発されたSEQ(sleep evaluation question-naire )の日本語版を作成し, 因子的妥当性の検討を行った。対象は一般成人313名である。データ解析は主成分法(パリマックス回転)による因子分析を行った。SEQの10項目は(1)GTS : The ease of getting to sleep, (2)QOS : The perceived quality of s1eep, (3)AFS : The ease of awakening from sleep, (4)BFW : The integrity of behaviour followingwakefuInessの4つの尺度から構成される。各尺度間ではGTSとQOS, AFSとBFWに相関が得られ, これはParrot and Hindmarchらの結果と一致した。SEQの日本語版が睡眠のQOLを評価する際に有用であることが示唆された。

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 37 (5), 347-353, 1997

    一般社団法人 日本心身医学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (5)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ