書誌事項
- タイトル別名
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- The Effects of Stress Perception and Social Indicators on Low Back, Joint, and Shoulder Pains in Japan : Prefecture-Based Analysis of National Surveys in 1995 and 2001
- ストレス ジカクド ナラビニ シャカイ セイカツ シヒョウ ガ ヨウツウ カンセツツウ カタコリ ニ オヨボス エイキョウ トドウフケン ベツ データ ノ カイセキ
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説明
ストレス自覚度や社会生活指標が,筋骨格系症状に及ぼす影響を評価するため,日本の国民統計データの解析を都道府県単位で行った.国民生活基礎調査,人口動態統計,厚生労働省衛生業務報告に基づき,1995年と2001年におけるストレス自覚度と19の社会生活指標の計20変数を抽出し,腰痛,関節痛,肩こりの有訴率との関連を調べた.因子分析の結果,19の社会生活指標は,「都市化」「加齢と生活の規則性」「個人化」の3因子に分類されたが,ストレス自覚度は,「都市化」因子に属する社会生活指標8変数と有意な相関があった.重回帰分析により,そうした「都市化」因子の影響を調整しても,ストレス自覚度は,腰痛(1995年と2001年)・関節痛(2001年のみ)・肩こり(1995年と2001年)と有意な関連が認められた.ストレス自覚度は,「都市化」因子と密接なつながりがあったが,その交絡要因の影響を調整しても,筋骨格系症状の有訴率に関連していることが示唆された.
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 47 (2), 103-110, 2007
一般社団法人 日本心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204890279552
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- NII論文ID
- 110006164836
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 8610814
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可