人格適応論活用の実際 : 6つの適応タイプと治療のドア(<特集>医療における交流分析)

書誌事項

タイトル別名
  • Personality Adaptations Theory in Action : Six Adaptations and Doors to Therapy(<Special Issue>Transactional Analysis in Medical Care)
  • 人格適応論活用の実際--6つの適応タイプと治療のドア
  • ジンカク テキオウロン カツヨウ ノ ジッサイ ムッツ ノ テキオウ タイプ ト チリョウ ノ ドア

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説明

交流分析の中で近年発達してきた人格適応論では,パーソナリティのタイプを6つに分類し,それぞれの適応型に応じた治療のアプローチについて詳しく述べている.それぞれのタイプは異なった治療のドアがあり,それを間違えると治療は進まない.人はそれぞれ思考,感情,行動の3つのいずれかの領域が,人間関係を作る入口(治療のドア)になっている.治療のドアには患者と信頼関係を築く最初の入口となるオープンドア,治療により統合が必要なターゲットドア,そして,早期に触れると防衛的になるトラップドアがあり,それぞれ思考,感情,行動のいずれかに当たる.6つの適応型の脚本と課題,治療のドアと治療のアプローチについて,症例を示しながら解説する.

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 51 (11), 1011-1017, 2011

    一般社団法人 日本心身医学会

参考文献 (9)*注記

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