日本心身医学会との共催にあたり : 消化器心身医学研究会の歩みとこれから(消化器心身医学研究会共催シンポジウム:Evidence-based消化器心身医学,2013年,第54回日本心身医学会総会ならびに学術講演会(横浜))

  • 金子 宏
    消化器心身医学研究会:星ヶ丘マタニティ病院内科

書誌事項

タイトル別名
  • Meeting of Japanese Society of Psychosomatic Medicine on Digestive Diseases (JSPMDD) Held under Joint Sponsorship of Japanese Society of Psychosomatic Medicine : A History and Perspective of JSPMDD(Symposium/Evidence-based Psychosomatic Medicine on Digestive Diseases)
  • 日本心身医学会との共催にあたり : 消化器心身医学研究会の歩みとこれから
  • ニホン シンシン イガッカイ ト ノ キョウサイ ニ アタリ : ショウカキ シンシン イガク ケンキュウカイ ノ アユミ ト コレカラ

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抄録

第1回学術集会(1973年3月)から40年間,年2回のペースで消化器心身医学研究会学術集会(発足当初は消化器PSM研究会)が開催されてきた.記念すべき第80回学術集会を第54回日本心身医学会学術講演会の時期に共同開催することができた.本研究会の事業として学術集会の開催,雑誌『消化器心身医学』の発刊,研究者の育成,研究の推進などがある.学術集会は一般演題と当番世話人が決める研究テーマに沿った特別企画(特別講演など)で構成され,一般演題での秀逸発表には,「並木賞」が授与され研究者育成につながっている.『消化器心身医学』は第20巻(2013年)からオンラインジャーナルとなった.また,tandospironeの機能性ディスペプシアに対する効果を,プラセボを対照とした多施設二重盲検比較法により検討する研究を行った.2014年から日本神経消化器病学会などが企画する合同学術集会で本研究会学術集会が開催される.日本心身医学会との連携,消化器心身症研究の推進をさらに進めることが必要である.

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 54 (12), 1084-1092, 2014

    一般社団法人 日本心身医学会

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