書誌事項
- タイトル別名
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- Verification of the Effects of Regional Preventive Activities on Cognitive Impairment
- チイキ デ ジッシ サレテ イル ニンチショウ ヨボウ カツドウ ノ ヨボウ コウカ ノ ケンショウ ニ ツイテ
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抄録
本研究では,認知症予防活動を実施しているグループに認知機能検査を行い,その結果を追跡して予防効果を検証した.予防活動を実施している26名を対象に,集団用認知機能検査ファイブ・コグを予防活動開始前に実施し,平均得点を1年ごとのフォローアップ時と比較検討した.その結果,運動,文字位置照合,手がかり再生,言語流暢性の得点において開始前よりも有意な改善が認められた.身体活動や知的活動を取り入れた予防活動に加え,自主的に予防活動を企画・実施していることが認知機能の改善につながったと示唆された.今後は,予防効果の検証を進めるとともに,認知機能の低下が発見されたときのフォローアップ体制を整えていくことが課題である.
収録刊行物
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- 心身医学
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心身医学 55 (3), 255-260, 2015
一般社団法人 日本心身医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204892860288
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- NII論文ID
- 110009917687
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- NII書誌ID
- AN00121636
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- ISSN
- 21895996
- 03850307
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- NDL書誌ID
- 026185945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可