震災時におけるこころのケア(東日本大震災支援プログラム,2011年,第52回日本心身医学会総会ならびに学術講演会(横浜))

書誌事項

タイトル別名
  • Mental Health Care in Crisis and Disaster(Assistance Programs of the Great East Japan Earthquake)
  • 震災時におけるこころのケア
  • シンサイジ ニ オケル ココロ ノ ケア

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抄録

日本において,2011年3月11日に東日本大震災が発生し,多くの人命と生活の術が奪われた.被災された方の75%は,一過性のストレス反応を示したとしても回復する.しかし,災害後には高血圧などの心身症やうつ病,不安障害,睡眠障害,物質依存,身体的な不定愁訴が増加することが知られている.われわれは,日本心身医学会のボランティアをつのり,福島での「こころのケアチーム」に参加した.被災者にとってメンタルケアは重要であるが,事前に被災者への対応についての研修を要する。支援活動では,継続性と現地に応じた行動が求められている.

収録刊行物

  • 心身医学

    心身医学 52 (5), 365-372, 2012

    一般社団法人 日本心身医学会

参考文献 (3)*注記

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