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- 若林 進
- 杏林大学医学部付属病院 薬剤部
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説明
東日本大震災以降,災害医療における薬剤師の活躍の場が広がったとされている。処方薬の提案や,薬剤の鑑別,支援物資の仕分け,保管・管理など様々な場面で,薬剤師が活動していた。そしてその医薬品を鑑別する際や,供給する際に,お薬手帳が活用されていたのも事実である。医薬品の備蓄・供給について,災害発生直後~3日目くらいまで,それ以降や,さらに避難所生活が長期化する場合では需要が異なってくる。厚生労働省大規模災害時の医薬品等供給システム検討会がまとめた医薬品リストと,2015年9月に発生した関東・東北豪雨災害でJMAT茨城が携行した医薬品を紹介する。また,災害時における後発医薬品に関する一考察を紹介する。
収録刊行物
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- 杏林医学会雑誌
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杏林医学会雑誌 46 (4), 285-289, 2015
杏林医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204893871232
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- NII論文ID
- 130005116832
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- ISSN
- 1349886X
- 03685829
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可