胸骨柄部体部間関節症, 肋軟骨炎(Tietze 氏病)と巣感染, 掌蹠膿疱症との関連性

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タイトル別名
  • Association of Tietze's syndrome and arthritis of manubriosternal and sternoclavicular joints with pustular bacterid (pustulosis palmaris et plantaris due to focal infection)
  • キョウコツガラブタイブカン カンセツショウ ロクナンコツエン Tietzeシビ

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抄録

掌蹠膿疱症132例中14例に, 胸骨部の有痛性の整形外科的症状(胸骨体部柄部間関節症5例, 胸鎖関節炎4例, Tietze症候群4例)を見出した。整形外科的症状を伴う掌蹠膿疱症の症例は, 概して掌蹠以外の指趾, 手足背, 四肢, 体幹にも撒布診を認め, AndrewsのGeneralized pustular bacteridに一致する皮膚症状を示した。またしばしば慢性扁桃炎などの巣感染の急性増悪後に増悪し, 扁剔や抗生物質投与に反応した。従って皮膚症状のみならず, 整形外科的症状も巣感染(アレルギー)と関連性を有することが推察された。

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