書誌事項
- タイトル別名
-
- A Case of Generalized Pain from Fibromyalgia Successfully Treated with Byakkoto
- リンショウ ホウコク センイキンツウショウ ニ タイシ ビャッコ トウ カミホウ ガ チョコウ シタ ショウレイ
この論文をさがす
説明
線維筋痛症による全身の疼痛に対し,白虎湯加味方が有効であった症例を経験した。症例は65歳女性。自覚症状として,夏場に,あるいは入浴などで身体が温まると増悪する全身の疼痛および口渇,多飲があり,身熱の甚だしい状態と考えて,白虎湯加味方を使用したところ全身の疼痛が消失した。線維筋痛症に対する漢方治療は,附子剤や柴胡剤が処方される症例が多いが,温熱刺激により全身の疼痛が悪化する症例には白虎湯類が有効である可能性が示唆された。
収録刊行物
-
- 日本東洋医学雑誌
-
日本東洋医学雑誌 60 (2), 171-175, 2009
一般社団法人 日本東洋医学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204909012096
-
- NII論文ID
- 10025974538
-
- NII書誌ID
- AN00015774
-
- ISSN
- 1882756X
- 02874857
-
- NDL書誌ID
- 10264371
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可