島根県雲南市における日本紅斑熱の初報告とその広がりに関する考察
書誌事項
- タイトル別名
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- First Case of Japanese Spotted Fever in Unnan City, Shimane Prefecture: How the Disease Spread Here
- 症例報告 島根県雲南市における日本紅斑熱の初報告とその広がりに関する考察
- ショウレイ ホウコク シマネケン ウンナンシ ニ オケル ニホンコウ ハン ネツ ノ ハツ ホウコク ト ソノ ヒロガリ ニ カンスル コウサツ
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抄録
島根県雲南市で発生した日本紅斑熱の症例を経験した。症例は77歳女性で,全身倦怠感を主訴に受診した。当初,発熱と皮疹,ダニの刺し口の痂皮からツツガムシ病と診断し加療していたが,痂皮のPCR 法でRickettsia japonica が陽性となり,日本紅斑熱の確定診断となった。雲南市における日本紅斑熱の初めての症例である。島根県内では北部から南部への日本紅斑熱罹患者の拡大が観察されているが,これは媒介動物であるイノシシ移動とともに起こるRickettsia japonica をもったマダニの生息域の拡大によるものと考えられ,今後イノシシの生態調査が望まれる。
収録刊行物
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- 日本農村医学会雑誌
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日本農村医学会雑誌 65 (5), 1019-1022, 2017
一般社団法人 日本農村医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204916098944
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- NII論文ID
- 130005464011
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- NII書誌ID
- AN00196216
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- ISSN
- 13497421
- 04682513
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- NDL書誌ID
- 028017140
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可