書誌事項
- タイトル別名
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- Persistent Dyspepsia Due to Dysphagia Aortica Successfully Treated with the Laparoscopic Approach
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抄録
症例は75歳の男性で,4年前からの嚥下障害と4年間で11 kgの体重減少を主訴に来院した.食道内圧測定検査では食道体部の蠕動運動が消失していたが,上部消化管X線造影検査,上部消化管内視鏡検査,胸部CTにて,下行大動脈の圧迫による食道通過障害(dysphagia aortica)と診断した.食生活指導を行うも症状が改善しないため,外科的治療を予定した.腹腔鏡下にて,食道裂孔を十分に露出し,縦隔内の食道を約8 cm全周性に剥離した後,大動脈右側下方に牽引しながら,噴門形成部の右側および左側を各々食道裂孔部に固定し,Toupet噴門形成術を付加した.手術時間は151分で出血は30 mlであった.術後経過は良好で,術後早期より通過障害は改善し,術後第7病日軽快退院した.術後1年10か月を経過しているが,通過障害に伴う症状の再燃は見られず,術前より5 kgの体重増加が認められた.
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 49 (7), 698-705, 2016
一般社団法人 日本消化器外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204918592384
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- NII論文ID
- 130005166026
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可