FDG-PET/CT後期相で偽陽性を示した縫合糸によるforeign body granulomaの1例

書誌事項

タイトル別名
  • Foreign Body Granuloma Caused by Surgical Suture Material Mimicking Lymph Node Recurrence Detected by Delayed Phase FDG-PET/CT Imaging
公開日
2016
DOI
  • 10.5833/jjgs.2015.0014
公開者
一般社団法人 日本消化器外科学会

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説明

症例は80歳の男性で,上行結腸癌に対して結腸右半切除術を施行した.病理組織学的検査所見はtub2,pSSpN1M0,pStage IIIaであった.術後補助化学療法は施行せずに経過観察としていたところ,半年後の腹部造影CTで膵頭部前面に造影効果が乏しい13 mm大の腫瘤を認めた.FDG-PET/CTでは同部位に早期相でSUVmax=5.8の異常集積を認め,後期相でSUVmax=6.9と集積の亢進を認め悪性腫瘍を疑う所見であった.上行結腸癌の膵頭部リンパ節再発と診断し膵頭十二指腸切除術を施行した.病理組織学的検査所見では悪性所見を認めず,初回手術時の縫合糸による異物性肉芽腫の診断であった.FDG-PET/CT後期相で偽陽性を示した本疾患はまれであり,pitfallとなることがあるため注意を要する.

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