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- タイトル別名
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- Experience of Percutaneous Vertebroplasty with 3D-CT Navigation System
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抄録
当院では疼痛の持続する不安定性圧迫骨折に対して,術中3D-CTを用いたナビゲーションシステムによる経皮的椎体形成術を施行している.その使用経験を報告する.【システム】シーメンス社製Arcadis Orbic 3D+ダネック社製Stealth Station Navigation System【結果】平成19年4月から12月までに31例の圧迫骨折に対して,HAブロックもしくは骨セメントを用いてナビゲーションシステムを使用した経皮的椎体形成術を施行した.【考察】術中3D-CTを用いたナビゲーションシステムを使用した経皮的椎体形成術は疼痛の持続する不安定性圧迫骨折に対して有効である.経皮的に施行することで創部は極めて小さく低侵襲であり,術翌日からの離床が可能であり,また術前の体動時痛も軽減された.術後経過でも椎体圧潰による遅発性麻痺をきたした症例はなく,従来の固定術と同等の効果が得られた.従来の固定術の施行が困難なハイリスク患者においても安全に施行できた.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 58 (2), 165-168, 2009
西日本整形・災害外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204937143936
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- NII論文ID
- 130004460793
- 10024768747
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可