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説明
アルコール性上腕骨頭壊死の1症例に骨軟骨移植術を施行し,満足できる結果を得たので報告する.症例は22歳男性.職業:農業.高校卒業後より農閑期になると連日連夜1升の飲酒を続ける.某医受診し右上腕骨頭の異常陰影を指摘され当科を紹介.挙上150度,外旋50度,内旋L2,JOA score:77点(疼痛:15点)であった.単純X線写真で骨頭頂部に骨透過像を認め,MRIで骨頭内に帯状低信号域,CTで骨頭の陥凹を認めた.アルコール性上腕骨頭壊死の診断で直視下骨軟骨移植術を施行した.病巣を掻爬後,右膝から採取した3本の骨軟骨柱を移植した.患肢を前胸壁固定とし,3日目から振り子運動・下垂位他動外旋を開始.他動挙上は5週目から,自動挙上は7週目から開始した.術後1年の現在,疼痛は消失し,JOA scoreは95点である.Xp・CT・MRI上,骨壊死の進行を認めない.若年者の上腕骨頭壊死に対する骨軟骨移植術は有用な方法である.
収録刊行物
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- 整形外科と災害外科
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整形外科と災害外科 62 (1), 85-88, 2013
西日本整形・災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204940790144
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- NII論文ID
- 10031160419
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- NII書誌ID
- AN00126582
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- ISSN
- 13494333
- 00371033
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可