新生児血清ビリルビン値に及ぼす各種産科因子の影響に関する臨床的研究

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タイトル別名
  • Clinical Studies on the Influence of Various Obstetrical Factors on the Serum Bilirubin Level in Newborn Infants
  • シンセイジ ケッセイ ビリルビンチ ニ オヨボス カクシュ サンカ インシ ノ エイキョウ ニ カンスル リンショウテキ ケンキュウ

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説明

新生児血清ビリルビン値をLathe-Ruthven氏法に準じた微量定量法により測定し, 分娩様式, 仮死, 頭部出血等各種産科因子の新生児血清ビリルビン値に対する影響について検討した.<br>即ち分娩様式別では真空遂娩術例, 骨盤位分娩例, 鉗子分娩例等機械的圧迫を呈したものに高値を示し, 中でも帽状腱膜下出血例, 仮死例はいづれも正常群に比して高値を示した. 以上のことから帽状腱膜下出血による溶血, 又は仮死による二次的な肝障害が高ビリルビン血症の原因となることが推定された.

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