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- 杉本 乾治
- 大阪大学医学部産科婦人科教室
書誌事項
- タイトル別名
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- The role of catecholamine in the regulation of rat sexual cycle
- セイ シュウキ チョウセツ キジョ ト ノウナイ カテコールアミン ノ イギ
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説明
性周期の脳下垂体G分泌による調節機序を明らかにせんとして, 腟内容塗沫標本, 脳内CA測定によるその変動, DOPA, nialamide等の投与による脳下垂体内および血清中FSH, LHの変動, 脳下垂体incubation実験等を行なった結果, (1)脳内CA濃度の変動が, ラット性周期に重要な影響を与えること. (2)in vivoに投与したDOPAは, 脳内dopamineを増量させるとともに, 脳下乖体G分泌は促進されること. (3)incubation実験において, GRFの存在で, DOPAあるいはdopamine添加で, medium内FSHおよびLHはともに有意に増加することを知った. これらのことから, 性周期調節をつかさどる脳下垂体G(FSH, LH)の産生と放出示序には視床下部GRFを介しての脳内CA代謝と密接な関係を示すことが究明された.
収録刊行物
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- 産婦人科の進歩
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産婦人科の進歩 23 (3), 187-195, 1971
近畿産科婦人科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204945911424
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- NII論文ID
- 130004069410
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- NII書誌ID
- AN00099490
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- ISSN
- 13476742
- 03708446
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- NDL書誌ID
- 8227896
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可