インドネシア, 小スンダ列島からのセンチニクバエ属の 2 新種について

書誌事項

タイトル別名
  • Two new species belonging to the genus Boettcherisca R.-D. from Lesser Sunda Islands in Indonesia
  • インドネシア,小スンダ列島からのセンチニクバエ属の2新種について〔英文〕
  • インドネシア ショウ スンダ レットウ カラ ノ センチニクバエゾク ノ 2

この論文をさがす

説明

西南太平洋地域における衛生上重要な双翅類昆虫の動物地理学的研究を行った際, 1973年12月にインドネシア, 小スンダ列島のフローレス島およびチモール島において, センチニクバエ属に属する2新種を見出した。これら2種はそれぞれの島の固有種で, フローレス島産のものをコイマンセンチニクバエ, Boettcherisca koimani, チモール島のものをチモールセンチニクバエB. timorensisと命名した。これらの2種は各島の村に近い原生林中で, 獣肉や魚肉に誘因された。しかしセンチニクバエと異なり, 海岸や市場では見出されなかった。

収録刊行物

  • 衛生動物

    衛生動物 28 (3), 323-326, 1977

    日本衛生動物学会

被引用文献 (1)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ