書誌事項
- タイトル別名
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- Outcomes of previable preterm PROM before 22 gestational weeks: Retrospective study of 41 cases
- ニンシン 22シュウ ミマン ニ ハスイ オ ミトメタ 41レイ ノ ニンシン ノ テンキ ト ジ ノ ヨゴ ニ ツイテ ノ ケントウ
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説明
<p>予後不良と認識されている妊娠22週未満での前期破水(以下;pPROM)の予後について,当院の症例を後方視的に検討した.2006年から2013年の間に,当院で妊娠22週未満にpPROMと診断された41症例(うち双胎4症例)を対象とした.41例の破水時週数は妊娠13週~21週であった.18例が48時間以内に流産進行またはIUFDとなり,10例が選択的分娩誘発を選択したため,13例について待機的管理を行った.妊娠22週未満に分娩に至った6例はIUFDが3例,自然流産が2例,母体感染による人工流産が1例であった.妊娠22週以降に分娩に至った7例のうち,死産となった2例(双胎1例)はいずれもIUFDであった.5例(双胎2例)が妊娠26週1日から33週6日で分娩に至り,7人の生児を得た.待機的管理を行った13例のうち,3例が母体感染を認め,1症例に遺残胎盤を認めた.胎盤病理所見では,Blanc III度の絨毛膜羊膜炎を生産例で1/5,死産例で6/8で認めた.児の合併症としては,先天性サイトメガロウイルス感染と子宮内胎児発育制限を認めた1例で重度の身体的・精神的発達障害を認め,dry lungと慢性肺障害のため在宅酸素療法を要した.他の6例中,肺低形成・敗血症・脳室内出血など重篤な合併症は認めず,1例がdry lungと診断されたが退院までに改善を認めた.股関節の開排制限を2例で認め,うち1例は生後早期に自然軽快し,1例は理学療法を要した.双胎の非破水児1例に精神発達障害を認めた他,5例は生後の精神発達に異常を認めなかった.妊娠22週未満のpPROM症例であっても必ずしも予後不良ではないことを念頭に,待機的管理も含めて治療方針を提示することが望ましい.〔産婦の進歩68(3):217-223,2016(平成28年8月)〕</p>
収録刊行物
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- 産婦人科の進歩
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産婦人科の進歩 68 (3), 217-223, 2016
近畿産科婦人科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204947361408
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- NII論文ID
- 130005276953
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- NII書誌ID
- AN00099490
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- ISSN
- 13476742
- 03708446
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- NDL書誌ID
- 027575593
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可