スギ花粉症に対するメキタジン錠の臨床効果の検討

書誌事項

タイトル別名
  • Examination of clinical effect of mequitazine on Cedar pollinosis.

この論文をさがす

説明

平成7年のスギ花粉症飛散期に受診したスギ花粉症患者20症例を対象に臨床効果を検討した。症状別改善度では, くしゃみの改善度は改善以上70%, 鼻汁および鼻閉は改善以上がそれぞれ65%と53%であった。日常生活の支障度も50%に改善が認められた。全般改善度では中等度改善以上35%, 軽度改善以上65%であった。また有用性判定結果より, 有用以上が35%, やや有用以上が70%であった。副作用は解析対象症例20症例および除外した初期療法症例2症例の計22症例中, 軽度の眠気が1症例に認められたのみであった。よってメキタジンは花粉症の初期療法に用いても有用であることが期待された。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ