Dynamic MRI を用いた鼻副鼻腔乳頭腫基部推定の経験

  • 西谷 友樹雄
    太田総合病院耳鼻咽喉科 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
  • 飯村 慈朗
    太田総合病院耳鼻咽喉科 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
  • 加藤 雄仁
    東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
  • 三浦 正寛
    太田総合病院耳鼻咽喉科 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室
  • 太田 史一
    太田総合病院耳鼻咽喉科

書誌事項

タイトル別名
  • USEFULNESS OF DYNAMIC MRI FOR ESTIMATING THE EXTENT OF ATTACHMENT OF A SINONASAL PAPILLOMA

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説明

<p> 鼻副鼻腔乳頭腫を完全摘出するためには, 術前に腫瘍基部を推定し, 適切な術式を選択することが推奨される。 しかし従来の CT, MRI を用いた基部推定方法では, 広基性基部に対しその一部を推定できても広基性である基部すべてを推定することはできなかった。 今回われわれは経時的な造影効果を撮影する Dynamic MRI を用いて基部推定を行った。 その結果, 基部と基部を含まない断面において異なる造影効果が得られたことから, 広基性基部を推定できる可能性があると考えられた。 Dynamic MRI は簡便ではないが, 広基性基部を推定できる可能性が示唆された。</p>

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