植物病原菌類に対する放線菌の拮抗作用に関する研究(第7報) : Pythium菌に対する拮抗作用(3)

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on the Antagonism of Actinomycetes to Plant Pathogenic Fungi (VII) : Antagonism to Pythium Species (3)
  • 植物病原菌に対する放線菌の拮抗作用に関する研究(第7報)Pythium菌に対する拮抗作用(3)
  • ショクブツ ビョウゲンキン ニ タイスル ホウセンキン ノ キッコウ サヨウ

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説明

放線菌139菌株について,Pythium菌5種に対する拮抗作用の有無を対峙培養法によって調べた。供試Pythium菌のすべてに対して比較的強い拮抗作用を示した放線菌株はNo. 129, 199, 251, 301であった。各Pythium菌について見ると,P. aphanidermatumとP. graminicolaにはNo. 129, 251, P. vanterpoolii, P. torulosumにはNo. 129, 199, 251の各放線菌株が強い拮抗作用を示した。1 cm以上の阻止帯を生じた拮抗性放線菌の出現率は,P. vanterpooliiでは12.2 %, P. torulosumでは11.5 %, P. graminicoaでは10.1 %, P. aphanidermatumでは5.7%であった。

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