-
- 石黒 梓
- 鶴見大学短期大学部歯科衛生科
-
- 川村 和章
- 神奈川歯科大学大学院口腔科学講座口腔衛生学分野
-
- 石田 直子
- 神奈川歯科大学附属横浜クリニック
-
- 神谷 美也子
- 神奈川歯科大学短期大学部歯科衛生学科
-
- 中向井 政子
- 神奈川歯科大学短期大学部歯科衛生学科
-
- 晴佐久 悟
- 福岡歯科大学口腔歯学部口腔保健学講座
-
- 田浦 勝彦
- NPO法人日本むし歯予防フッ素推進会議
-
- 広川 晃司
- 神奈川歯科大学
-
- 串田 守
- 神奈川歯科大学大学院口腔科学講座口腔衛生学分野
-
- 荒川 勇喜
- 神奈川歯科大学大学院口腔科学講座口腔衛生学分野
-
- 田中 元女
- 医療法人社団スマイルデント とよみマリン歯科
-
- 鈴木 幸江
- 神奈川歯科大学短期大学部歯科衛生学科
-
- 荒川 浩久
- 神奈川歯科大学短期大学部歯科衛生学科
書誌事項
- タイトル別名
-
- Contents Associated with Oral Health in Textbooks on Health Education for Elementary Junior and Senior High School-Focus of Caries Prevention-
- 小・中学校と高等学校で使用されている保健学習用教科書における口腔関連記載内容の調査 : わが国の歯科保健の進むべき方向を踏まえての提言
- ショウ ・ チュウガッコウ ト コウトウ ガッコウ デ シヨウ サレテ イル ホケン ガクシュウヨウ キョウカショ ニ オケル コウコウ カンレン キサイ ナイヨウ ノ チョウサ : ワガクニ ノ シカ ホケン ノ ススム ベキ ホウコウ オ フマエテ ノ テイゲン
この論文をさがす
説明
<p> 健康日本21(第2次)に歯・口腔の健康目標が示され,歯・口腔の健康が健康寿命の延伸と健康格差の縮小に寄与することが期待されている.学校保健教育は生涯を通じた口腔保健の取り組みの土台をなすものである.</p><p> 本研究では,今後の子どもたちの保健教育の改善を目的に,平成28年度に使用されている小学校から高等学校の学習指導要領,学習指導要領解説および学校で使用されているすべての保健学習用教科書を資料に,口腔関連の記載内容を調査し,「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」の歯科疾患の予防計画の学齢期の内容と照合した.</p><p> 小学校では大半が「むし歯」と「歯周病」に関する原因と予防について記載されていたが,フッ化物応用,シーラント,定期的な歯科検診の記載はほとんどなかった.中学校では「むし歯」と「歯周病」の記載はほとんどなく,「口腔がん」や「歯と栄養素」,水道法基準として「フッ素」の記載に変化していた.高等学校になると「むし歯」に関する記載はまったくなく,「歯周病」や「口腔がん」の記載が中心であったが,歯口清掃に関する記載はなかった.</p><p> 現在の小・中学校および高等学校で使用されている保健学習用教科書は,「歯科口腔保健の推進に関する基本事項」の学齢期に示されている保健指導,う蝕予防,歯周病予防に関連する記載内容は不十分であり,学習指導要領を見直すとともに,子どもの発達に応じた表現で収載することを提言する.</p>
収録刊行物
-
- 口腔衛生学会雑誌
-
口腔衛生学会雑誌 67 (3), 190-195, 2017
一般社団法人 口腔衛生学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205003229568
-
- NII論文ID
- 130005936910
-
- NII書誌ID
- AN00081407
-
- ISSN
- 21897379
- 00232831
-
- NDL書誌ID
- 028455049
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可