書誌事項
- タイトル別名
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- Case Report of Right-sided Pyriform Sinus Fistula
- 症例 右側下咽頭梨状陥凹瘻孔の1例
- ショウレイ ミギガワ カ イントウ ナシジョウカンオウロウコウ ノ 1レイ
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説明
下咽頭梨状陥凹瘻は第4䚡弓の発生の左右差により生じるが,多くは左側である。今回われわれは,比較的稀な右側の下咽頭梨状陥凹瘻を経験したので報告する。症例は8歳の男児で,主訴は右頸部痛および発熱。造影CTでは,甲状腺右葉とその周囲に低吸収域が認められた。急性甲状腺炎と診断され,抗菌薬による治療を行った。下咽頭食道造影を3度行い,右側の下咽頭梨状陥凹瘻が認められ,全身麻酔で手術を行った。直達鏡にて右下咽頭梨状陥凹に瘻孔が認められ,ピオクタニンを注入して瘻孔を染色した。頸部外切開によりアプローチし,甲状腺へ続く瘻孔が認められたため,瘻孔と甲状腺右葉の一部を切除した。
収録刊行物
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- 日本気管食道科学会会報
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日本気管食道科学会会報 65 (6), 481-484, 2014
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205013494656
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- NII論文ID
- 130004724637
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- NII書誌ID
- AN00187474
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- ISSN
- 18806848
- 00290645
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- NDL書誌ID
- 025966926
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可