気管切開に伴う合併症への対応と回避

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タイトル別名
  • Treatment for Complications of Tracheostomy
  • 症例報告 気管切開に伴う合併症への対応と回避
  • ショウレイ ホウコク キカン セッカイ ニ トモナウ ガッペイショウ エ ノ タイオウ ト カイヒ

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抄録

当科で,2例の気管切開後の合併症を治療した。2例とも一期的に気管皮膚瘻を作成した。2例とも消化器外科によって気管切開が行われ,カニューレ交換は非常勤耳鼻咽喉科医によって行われていた。1例目では縦隔気管皮膚瘻が作成された。2例目は喉頭と気管が分断されていた。また,2例目は,経皮的気管切開が行われていた。特別な症例を除き,気管切開は従来の方法で行われるべきである。耳鼻咽喉科医はカニューレ交換の際に,気管孔と気管内腔の注意深い観察を行うべきである。

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