書誌事項
- タイトル別名
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- Laryngeal Necrosis
- コウトウ エシ ショウレイ ノ ケントウ
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説明
<p>喉頭壊死は放射線治療,化学放射線治療などの後に発生しうる重篤な合併症として知られている。当院における2006年から2015年までの9年間においての喉頭壊死症例8例について後方視的な検討を行った。いずれもレーザー手術,経口的切除術を行い,かつ (化学) 放射線治療の既往歴があるか術後の後療法として (化学) 放射線治療を行った症例であった。レーザーあるいは経口的切除術単独および (化学) 放射線治療単独の場合で喉頭壊死をきたした症例はなかった。7例は抗菌薬投与,ステロイド薬投与,高圧酸素療法,デブリドメントなどを行い保存的に治癒したが,喉頭壊死に加えて生検にて腫瘍残存と診断された1例は喉頭全摘術を行った。また,後日再発がみられた2例にも喉頭全摘術を行った。近年咽喉頭癌に対して経口的手術は低侵襲手術として行われることが増えているが,特に放射線治療の既往を有する症例や放射線治療を追加する症例においては喉頭壊死の可能性について留意しながら慎重な経過観察を行う必要がある。また腫瘍再発がなく喉頭壊死のみであれば高気圧酸素治療を含んだ治療の組み合わせを行うことにより喉頭温存を図れる可能性があると考えられた。</p>
収録刊行物
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- 日本気管食道科学会会報
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日本気管食道科学会会報 67 (4), 256-263, 2016
特定非営利活動法人 日本気管食道科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205016139648
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- NII論文ID
- 130005406937
- 40020929381
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- NII書誌ID
- AN00187474
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- ISSN
- 18806848
- 00290645
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- NDL書誌ID
- 027585624
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可