書誌事項
- タイトル別名
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- Why the New Employees in Forestry Retire Spontaneously ? (Original Article)
- 林業新規就業者の転職要因--愛媛県を対象にして
- リンギョウ シンキ シュウギョウシャ ノ テンショク ヨウイン エヒメケン オ タイショウ ニ シテ
- 愛媛県を対象にして
- Case study in Ehime Pref.
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説明
林業への新規就業が珍しい事象でなくなる一方で、林業からの転職も高い比率で起こっている。もちろん転職は自己実現を図るうえで重要だが、雇用にかかわる制度的な不備が影響しているとすればそれは改善される必要がある。本研究では、愛媛県の林業新規就業者を対象に転職要因を分析し、問題構造を明らかにした。その結果、転職要因として職業不適合と職場不適応を抽出した。前者は、若年層に多く見られる傾向で、職業適性の不足に深く関わっている。後者は、熟練形成に伴って生じやすく、職場の雇用環境や人間関係、そして経営方針など就業の基本に関わる部分での不備が影響している。そのため、前者については職業適性を確認するプロセスが、後者では経営の近代化が必要なことを指摘した。
収録刊行物
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- 林業経済
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林業経済 59 (2), 1-15, 2006
一般財団法人 林業経済研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205024036096
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- NII論文ID
- 110009606994
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- NII書誌ID
- AN00251948
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- ISSN
- 21896801
- 03888614
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- NDL書誌ID
- 7968770
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可