Aging and DNA methylation
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- Sakamoto Yasuo
- 熊本大学発生医学研究センター再建医学部門器官制御分野
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- Ichimura Takaya
- 熊本大学発生医学研究センター再建医学部門器官制御分野
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- Tsuruzoe Shu
- 熊本大学発生医学研究センター再建医学部門器官制御分野
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- Nakao Mitsuyoshi
- 熊本大学発生医学研究センター再建医学部門器官制御分野
Bibliographic Information
- Other Title
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- 加齢とDNAメチル化異常
- ロウネン イガク ノ テンボウ カレイ ト DNA メチルカ イジョウ
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Description
老化はヒトを含む全ての生物に共通した生命現象であるとともに, 多くの疾患や病態の発生と関わっている. 近年, DNAメチル化とクロマチンをはじめとするエピジェネティクスの研究が進展して,細胞の老化現象とも密接に関わることが明らかになってきた. 加齢とともにDNAメチル化パターンが徐々に変化する事実からも, 癌や自己免疫疾患, 代謝病, 神経疾患等の発症機序との相関性が注目されている. DNAメチル化検査は技術的に確立されており, 癌の早期診断, 治療薬剤の選択や予後因子に適用されている. さらに, エピジェネティクスを標的とする薬剤開発 (エピジェネティック治療) が提唱されており, 疾患の予防や治療に貢献できる可能性が高まりつつある.
Journal
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- Nippon Ronen Igakkai Zasshi. Japanese Journal of Geriatrics
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Nippon Ronen Igakkai Zasshi. Japanese Journal of Geriatrics 42 (2), 137-143, 2005
The Japan Geriatrics Society
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205025290624
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- NII Article ID
- 10015522167
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- NII Book ID
- AN00199010
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- NDL BIB ID
- 7304037
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- ISSN
- 03009173
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- PubMed
- 15852638
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed