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- 菊繁 吉謙
- 九州大学大学院 病態修復内科学
書誌事項
- タイトル別名
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- A TIM-3/galectin-9 autocrine stimulatory loop drives self-renewal of human myeloid leukemia stem cells and leukemia progression
- TIM-3/galectin-9 ニ ヨル autocrine loop ワ コツズイケイ ハッケツビョウ カンサイボウ ノ ジコ フクセイ オ キョウカ シ ハッケツビョウ シンテン ニ キヨ スル
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抄録
白血病幹細胞は自己複製能と白血病細胞への分化能を有する白血病の本体ともいえる細胞である。我々はヒト急性骨髄性白血病における白血病幹細胞特異的表面抗原としてTIM-3を同定したが,その白血病幹細胞における機能は不明であった。本研究では,TIM-3を発現するヒト白血病幹細胞がTIM-3リガンドであるgalectin-9を分泌するautocrine様式にて,自身にTIM-3シグナルを生じるというユニークなautocrine stimulatory loopの存在を見出した。このTIM-3シグナルは,がん幹細胞の自己複製に重要な役割を担うことが知られているNF-κBとβ-cateninの共活性化をTIM-3+白血病幹細胞に生じていた。さらにこのautocrine loopは,急性骨髄性白血病のみならず,ヒト骨髄系腫瘍全般においてTIM-3発現異常造血幹細胞がクローンサイズを拡大させていく過程で利用されている可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 臨床血液
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臨床血液 57 (4), 412-416, 2016
一般社団法人 日本血液学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205034576512
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- NII論文ID
- 130005150514
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- NII書誌ID
- AN00252940
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- ISSN
- 18820824
- 04851439
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- NDL書誌ID
- 027321315
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- PubMed
- 27169443
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可